着物と浴衣の違い
着物と浴衣の違い、わかりますか?
イメージとしては
浴衣は夏に着て、それ以外の時期は着物を着るような感覚はあると思います。
はたして何が違うのかお話ししていきますね。
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①下に何かを着るか
浴衣は下着の上にそのまま羽織ります。
着物を直接肌から着ると、絹だと手入れが少し大変だったりポリエステルだと蒸れたりします。
②着用する場面
浴衣は寝巻き用とおしゃれ用にも分けられます。
寝巻き用は、旅館の浴衣をイメージするとわかりやすいです。
昔は、寝巻きに浴衣を着る人が多かったんですね。
湯帷子(ゆかたびら)と呼ばれていました。
おしゃれ用は、お祭りであったりちょっとした外出に着ます。
浴衣は正装としては着られないけどラフな場面で着られるものです。
着物は、外出着でありフォーマルなものです。
最近は私服用でカジュアルに着たりもします。
③生地の違い
着物は絹、木綿、ウール、ポリエステルなど
浴衣は綿、ポリエステルなど暑くなりにくい素材が使われています。
④仕立ての違い
「袷(あわせ)」と「単衣(ひとえ)」の2種類あります。
袷…裏地があって、生地が二重になっているものです。
↓こんな感じで表と裏で柄が違います。
単衣…裏地がなく、裾をめくると布の端が折り返して縫われています。
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ここまで、着物と浴衣の違いを話しましたが
絵でわかりやすく表しているものがあったので紹介します!
女性の浴衣の描き方講座 〜浴衣と着物の違い・特徴を解説!〜|Palmie(パルミー)
これで見た目の違いは一目瞭然。
あくまでこれが基本型ということです。
最近は浴衣でもレース足袋を合わせたりもしているので、どこが違うからダメ!なんてことはありません。
和洋折衷織り交ぜながら
浴衣も着物も季節や場面に合わせて
楽しみたいですね♪
ma☆miko